サムットプラカーン展示塔訪問記
昨日、サムットプラカーン展示塔を訪れました。BTS線のバクナーム駅で降り、徒歩約10分で到着しました。距離は遠くないものの、道を渡る必要があり少し不便でしたが、順調に塔に着けてうれしかったです。
この塔はかつて刑務所だった場所に建てられました。そのため、塔の前には鳩が飛ぶ彫像があり、自由と平和の大切さを象徴しています。また、周囲にはかつての刑務所の壁や監視塔の遺跡も残されています。
塔は高くはありませんが、バンコクからもよく見えます。以前は電波塔だと思っていましたが、実際には違いました。この塔には学習室や展示室があり、多くの機能を持っています。
塔の1階にはスタッフがいて、観光客を案内してくれます。私はエレベーターに乗って25階に上がり、チャオプラヤー川やサムットプラカーンの全景を眺めることができました。
塔内には、サムットプラカーンの農業プロジェクトに関する展示もあり、科学的な農業方法や環境に配慮した作物の栽培について学べます。また、環境破壊を防ぐための容器も展示されています。
さらに、高僧の座禅フィギュアが展示されているエリアもあり、仏教の教えへの信仰心が感じられました。
1階下がると「科学室」がありましたが、有料の望遠鏡しかありませんでした。しかし、広々としたスペースでゆっくりと風景を楽しむことができます。
この塔の観光は30分程度で十分です。1階から5階までは現代設備が整った教室があり、学びの場としても利用されています。この塔はかつての刑務所から、自由や知恵の大切さを伝える場所へと生まれ変わりました。
2024年7月20日