2024年8月1日
ナコーンパノムでの川沿い散歩
Airasiaに乗って、ナコーンパノムへ遊びに行きました。ナコーンパノムの空港はとても小さく、国内線のみの運航です。空港に到着後、いつものようにGrabでタクシーを呼ぼうとしましたが、運転手が見つかりませんでした。この町では、バンコクのようにGrabが普及していないようです。
そんな時、空港職員の方がシャトルバスサービスを教えてくれました。オレンジの看板の店で、1人の若者とおばあちゃんがチケットを販売していました。クレジットカードも使えたので、チケットを購入し、シャトルバスに乗り込みました。乗客は私一人でしたが、運転手さんはどこに行きたいかを聞いてくれ、私を目的地まで送り届けてくれました。この町は大都市とは違い、ゆったりとした雰囲気が魅力的です。
ナコーンパノムには有名なお寺やカトリック教会、そしてインドシナマーケットがありますが、特に印象深かったのは川沿いの散歩でした。この川はメコン川で、片側がタイ、もう片側がラオスです。川沿いの道はきちんと整備されており、歩いていると空気が澄んでいるのを感じました。道端には大きな木が多く、古い木もたくさん見かけました。木々の生命力が感じられ、この町の空気や環境の良さを実感しました。
川沿いを歩いていると、道の向こう側にインドシナマーケットが見えてきました。昔ながらのマーケットで、雑貨やおもちゃ、服、スマホ用品などが売られていました。ベトナムの笠帽子を売る店もありました。この町はラオスに隣接しているだけでなく、ベトナムにも近いことから、多くのベトナム人が住んでいるようです。ここにはホーチミン博物館もあり、ホーチミンがかつてこの土地に亡命して数ヶ月住んでいたことが紹介されています。
散歩中にいくつかのお寺も通りました。インドシナマーケットの近くには船のステーションがあり、ここからラオスに渡ることができます。チケットも安く、多くの人が利用しています。ただ、ビザの手続きが必要なため、今回はラオスへ渡るのは見送りました。対岸のラオスの風景は美しく、平坦なタイ側とは対照的に、丘や山が立ち並び、雲がかかって神秘的な雰囲気を醸し出していました。
1時間ほど歩いた後、Lotus’s go freshが目に入りました。店内は広く、都市のストレスを感じることなく買い物を楽しめました。ポテトチップスと緑茶を購入し、2階のくつろげるスペースでメコン川の風景を楽しみながら休憩しました。ナコーンパノムでの川沿いの散歩は、都市の喧騒を忘れ、リラックスするのに最適なひとときでした。